理事長所信
2025年度スローガン![]() 一般社団法人 長門青年会議所 第62代 理事長 松本 徹 |
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はじめに
戦後間もない1949年、日本の復興を目指すという使命感のもと日本の青年会議所運動はスタートしました。1964年に長門青年会議所が発足されてからこれまでの長い間、我々が追及し続ける「明るい豊かな社会の実現」に向け、諸先輩方が地域との繋がりを大切 にし、多くの運動・活動を展開してこられた熱き想いは60年もの時を超え今日まで受け継がれて参りました。世の中の変化するスピードは速く、私たちを取り巻く環境は日々変化し続ける中、手を取り合い、知恵を振り絞り一つひとつの功績と軌跡を築いてこられた歴史に心より感謝の念を表すとともに、日頃より我々の運動に対しご理解とご支援、ご協力を頂いております行政並びに関係諸団体、地域の皆様におかれましては改めて深く感謝申し上げます。
3年にも及んだ新型コロナウイルス問題も5類に引き下げられ1年半以上が経過し、アフターコロナの中で様々な分野でこれまでの 日常に戻す動きが加速しています。しかしながら少子高齢化、想定外の自然災害など、当たり前に送っていた日常もそうではないものになってきています。遠くの国で起こったことが私たちの日常生活にも影響を及ぼし、この予測もできない出来事が漠然とした不安、混迷に陥れているのではないでしょうか。時代の背景や抱える課題にはこれまでの歴史の中で差はありますが、諸先輩方がそうしてこられたように、私たちも現実社会にしっかりと向き合い次代の先駆者として「明るい豊かな長門市の実現」に向け運動を展開してまいります。
長門青年会議所には素晴らしい個性・才能を持つ仲間が集います。私たちの活動が大きな運動となり、このまちの次世代に「軌跡」を残し、想いを繋いでまいります。
組織力の強化
ひとの成長というのは一人で得られるものではありません。多くのひとと関わり手を取り合うこと で日々成長し続けられます。青年会議所を表すものとして「奉仕・修練・友情」という3信条があり、 この3信条はJC運動の本質を表すものです。青年会議所では普段の生活では経験できない学びや出会いなど、多くの機会の提供があります。 体内の強化がなければ体外に対する影響力は磨かれません。それぞれが機会を逃すことなく、ひとと関わりコミュニケーションを取り、課題に対して向き合い、能動的に動くこと、そうした修練を経て地域に奉仕できる組織へとなります。
地域に対してより良い変化をもたらすのは我々の使命です。いま一度長門青年会議所メンバーである意味をそれぞれが考え、このまちを想う熱い気持ちを持ち、一人ひとりが変革の能動者として活動できる強靭な組織を目指します。
未来に向けた人財発掘
メンバーそれぞれが果たして自身のJC活動を他の人に語ることができるでしょうか。20歳から40歳までの年齢制限、単年度制ですべての任期が1年という、これは青年会議所の特徴でもあります。会員それぞれ入会の動機はあるかと思います。これまでの活動で感じたこと、得た学び、長門青年会議所の運動を自発的にひとに伝えることが大事となります。
長門青年会議所会員全員がもつべき意識・価値観・考え方として2023年度に「長門JCフィロソフィ」が策定されました。
「未来の長門にワクワクを。明日の自分にドキドキを。」
ひとが変わる瞬間は「ひとから想いを伝えられた時」だと思います。メンバー全員がこの長門青年会議所の魅力を語り、そしてひとに想いを伝え続けることで持続可能な組織へと繋げてまいります。
まちの未来
この長門市には数多くの地域資源、文化が存在し観光客数では増加の傾向を辿っています。しかしながら長門市の人口も2024年8月には3万人を割り、少子高齢化、若者の流出による人口減少によって抱える課題も多い現状となっております。私たちが住むこのまちの姿は、多くの先人たちが住み暮らしてきた時代の中で発生した様々な問題を乗り越えた先に成り立っています。「このまちの魅力を伝えたい」「このまちに住みたい」と多くの方々が思っていただけるよう、いま一度地域の特性を理解し、自分たちのまちの魅力を見つめなおし、まちの未来へ向けて発信してまいります。
未来を担う子どもたち
現代 の日本は急速な情報化社会の中で利便性・効率性が優先され、生活様式は多様化されています。一方で、ひとと関わる機会が減少し、人間関係の希薄化により様々な体験の機会も少なくなってきています。グローバル化された現代社会において、ひとと関わる場、自分自身で考え抜き自分自身を表現する場が必要となります。
長門青年会議所ではわんぱく相撲・JC交流会 といった青少年育成事業を展開しておりますが2025年度からはコロナ渦 前以来となる中学生を対象とした「日韓親善交流事業」の再開をし、国際的な機会の提供もいたします。様々な体験を通して、子どもたちの個性が認められ、何かを掴むきっかけとなり、明るい未来へ夢を描ける青少年の育成に取り組んでまいります。
むすびに
今年度長門青年会議所は61年目というまた新たな一歩を踏み出します。先行きが見えない時でも良くなると信じて活動してきた諸先輩方がいたからこそ今日があります。この先も 我々は前を向き、仲間と手を取り合い、歩みを止めることなく進んでまいります。これまでの歴史を鑑みて私たちは今何をすべきか、今まで以上にこの長門市において価値のある団体となるよう全力で取り組む所存です 。






